
2012年11月22日

国土交通省より「地方公共団体における住宅リフォームに係る支援状況調査の結果」が
発表されました。
それによると、何らかの形でリフォーム支援制度がある市区町村は全国1,742団体のうち
1,519団体(87%)でした。なお都道府県は全て支援制度を設けており、全自治体の
支援制度の合計は7,240件でした。
7,240件の支援制度の内容を分類すると、耐震に関するものが最も多く2,387件(33%)、
次いでバリアフリー化1,391件(19%)、省エネルギー化1,360件(19%)の3つが全体の
7割を占める結果となりました。
また支援方法としては「補助」が最も多く6,235件(86%)でした。
(2012.11.16 国交省発表)
ここ大分県でもリフォームに対して、多くの補助、支援策が取られていますが、
所管する地方公共団体ごとで取り組みの内容に違いもございますし、実施時期や
予算使い切りで終了していることもあります。
従いまして、実施にリフォーム計画を立てる際にはご自身の工事内容が補助対象か
否かを確認されることをおすすめ致します。
【大分県におけるリフォーム支援策に関する調査結果】
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutaku-kentiku.files/kashitanpocorner/03-consumer-files/reform_list.files/44_oita.pdf
2012年11月07日

今月のフラット35の金利は先月に続いて下落し、
最低金利は1.85%(借入期間21~35年)となりました。
この金利は今年8月(1.84%)に次ぐ低金利となっています。
当初期間の金利を引き下げる「フラット35Sエコ」は10月末を持って
終了しましたが、現在の制度でも一定の技術プランを満たした場合には
「フラット35S」として当初10年(金利Aプランの場合。金利Bプランの
場合は当初5年)の金利が0.3%引き下げられます。
金利引下げが適用されない「フラット35」と比較した場合、金利Aプランで
約90万円、金利Bプランで約50万円がお得になります。
また今年度上半期のフラット35の申込件数は58,905戸となりました。
前年度に比べて大幅に減少しましたが、これは11年度上半期に行った
1%金利引き下げ措置の反動という側面が強いものと考えられます。
「フラット35Sエコ」の終了に伴う駆け込み需要も9月末までには発生して
いないことから、今後も申込件数は現在の水準程度を維持していくものと
考えられます。
(2012.11.02朝日新聞、住宅産業新聞社web版、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)
2012年11月05日

お客様に売家物件をご見学頂く際に良く受ける質問に
「外壁補修の時期」があります。
個々の物件で違いが有りますので、一概には言えない
のでしょうが、一定の汚れや劣化が見受けられる場合、
弊社では基本的にご購入と同時に修繕してしまう事を
お薦めしています。
費用面でも相応の金額になりますので、ご入居がスタート
すると、ついつい先延ばしにしがちです。購入時に大きな
お金が動くタイミングで一緒に行う方がスムーズです。
また、足場を組みますので、実生活の場面では多少の
圧迫感も伴い、できれば避けたいものです。
なかなかタイミングの分かり辛い外壁補修ですが、分かり
易く解説している記事が有りましたのでご紹介致します。
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外壁塗装リフォームの上手なタイミングの見極め方
【服に白い粉がついたら塗装リフォームの時期!外壁の劣化のサインを見逃さない】
経年によって、外壁の塗膜の劣化が進むと家の寿命が短くなります。
外壁塗装リフォームは劣化が進んでしまう前にやっておく!これが一番大切です。
基本は、モルタル壁は10年おき、木・鉄部は5年おき、サイディングのシーリングは
5年~10年以内と、定期的にメンテナンスを行っていくことです。
ただし材料と使う塗料の種類によって寿命は変わります。また部分によって、
劣化スピードが変わりますので、まめな点検をしておくことが大切です。
【外壁の塗膜の劣化進行-下にいくに従って劣化が進行】
光沢低下
チョーキング◎
塗膜の浮き
塗膜の剥離
外壁基材の露出
外壁基材の劣化
外壁のそばを通り抜けたら洋服に白い粉がついていた、なんて経験はありませんか?
これがチョーキングです。チョーキングとは、紫外線などによって外壁の塗膜が劣化、
チョークのような粉が出てくる現象をいい、これが出てきたら塗膜の劣化が進み始めて
いるサインです。チョーキングを見つけたら、塗装リフォームのタイミングです。
日に当たる場所、吹きさらしの場所は劣化が早く進みます。外壁の劣化のサインを
見逃さないように、チェックしてみましょう。
【効率的に塗装リフォームできるタイミング→外壁がからむ工事と一緒にやる】
室内のリフォームの中にも、外壁の補修が必要になるものがあり、それに伴って
外壁の塗装も必要になります。例えば浴室やキッチンのリフォームで、窓を大きく
したり移動したりすれば窓まわりの補修が必要になり、換気扇の位置をずらせば
換気口まわりの補修が必要になります。
他にも窓を移動させる間取り変更リフォームなど、外壁の補修が必要なリフォームは
たくさんあります。そのようなリフォームは、できるだけ外壁塗装リフォームの時期と
あわせてやること!それがムダな二度手間を防いで、外壁をキレイに仕上げるコツです。