
2012年05月10日
住まいは賃貸と購入のどちらが得なのか…
コラムなどでよく取り上げられる話題ですね。
もちろん、賃料や売買相場が地域で異なりますし、
住宅ローン金利なども変わりますので一概には
「こっちが正解!」とは言えません。
ここに1つの事例をご紹介致します。
住宅購入後、一生の住処と考えずに一定期間で
住み切ってしまうと言う考え方…。
従来の「借り続けるのが得か、買うのが得か」という
議論に別の基軸となる考え方です。
是非、ご参考にされてください。
===============================================================================
【賃貸と住宅購入の中間を求め、
10年で住み切る中古マンションリノベーション】
家族3人の今の暮らしに合わせ、50㎡強の中古マンションをリノベーション。
10年後住替えを視野に入れた、未来と今の可能性を広げる家作り。
家は一生に一度の買い物ではなくなりつつある。
定住よりも、今の暮らしや近い将来のメリットを考え、住宅を購入する人が増えているのだ。
ともに30歳の会社員であるSさんご夫妻は、1歳になる息子さんの誕生を機に引っ越しを考え、
世田谷区内の50㎡程度の部屋を想定し、賃貸と中古マンションの購入を比較検討した。
「中古マンションを購入し、リノベーションして10年後に売却した場合を試算したら、10年家賃を
払い続ける金額と大差がなかった。それなら、自分らしくつくった家に住みたいと思いました」
購入したのは、東急世田谷線の上町駅近くにある築26年、広さ52㎡のマンション。
リノベーションの予算として350万円を準備した。
設計は、以前Sさんが勤めていた設計事務所の同僚だったFさんに相談し、共同設計で
リノベーションを進めた。

2LDKの間取りに仕切られていた壁を全て取り払い、キッチンを中心としたワンルームの空間に変更。
寝室はクイーンサイズのベッドに合わせた最小限の広さとし、新たに間仕切り壁を新設。
その横にウォークインクローゼットもつくった。一方で予算内に収めるために、キッチンや水まわりなど、
生かせるものは既存のまま残している。
「北側には公園があり、光も風も通るので、南側のバルコニーと抜けがつながるプランを提案しました。
さらに、個室の必要性について議論し、10年後に住み替えるなら、そのとき子どもはまだ10歳なので、
ここに住む間は不要ということになり、この案に決まりました」

テレビがある側の壁は、フラットに連続する面を見せ、コンパクトな空間に水平距離の広がりを演出。テレビの配線は壁の中に通した。

「寝室は静かで落ち着いた空間に」というえみさんの希望から、リビングと壁で仕切った。窓側はオープンにして空間をつなげている。
そうして自分たちらしい住まいを手に入れたSさんご家族。
10年後には売却を予定しているが、絶対とは思っていないとSさんは話す。
「賃貸と持ち家の中間のような感覚ですね。今後、仕事や家族の状況に変化があるかもしれないし、
あまり先のことを決めつけず、そのとき次第と考えています」
遠い将来に見通しが利かない時代。
今の暮らしを大切にすると同時に、近い将来にも多くの選択肢と可能性を残すこうした家選びは、
若い世代の共感を呼びそうだ。

キッチンを中心にダイニングとリビングをつなげた一室空間。コンクリートをあらわにした梁が白い空間を切り分けるポイントに。

元個室の壁を取り払い、キッチンと対面させたダイニング空間には自転車を収納するラックも設置。窓からは公園が見える。

既存のキッチンに合わせて、リビングと対面するカウンターを新設。キッチンの奥にはパントリーと小さなテラスがある。
(at home TIME)
コラムなどでよく取り上げられる話題ですね。
もちろん、賃料や売買相場が地域で異なりますし、
住宅ローン金利なども変わりますので一概には
「こっちが正解!」とは言えません。
ここに1つの事例をご紹介致します。
住宅購入後、一生の住処と考えずに一定期間で
住み切ってしまうと言う考え方…。
従来の「借り続けるのが得か、買うのが得か」という
議論に別の基軸となる考え方です。
是非、ご参考にされてください。
===============================================================================
【賃貸と住宅購入の中間を求め、
10年で住み切る中古マンションリノベーション】
家族3人の今の暮らしに合わせ、50㎡強の中古マンションをリノベーション。
10年後住替えを視野に入れた、未来と今の可能性を広げる家作り。
家は一生に一度の買い物ではなくなりつつある。
定住よりも、今の暮らしや近い将来のメリットを考え、住宅を購入する人が増えているのだ。
ともに30歳の会社員であるSさんご夫妻は、1歳になる息子さんの誕生を機に引っ越しを考え、
世田谷区内の50㎡程度の部屋を想定し、賃貸と中古マンションの購入を比較検討した。
「中古マンションを購入し、リノベーションして10年後に売却した場合を試算したら、10年家賃を
払い続ける金額と大差がなかった。それなら、自分らしくつくった家に住みたいと思いました」
購入したのは、東急世田谷線の上町駅近くにある築26年、広さ52㎡のマンション。
リノベーションの予算として350万円を準備した。
設計は、以前Sさんが勤めていた設計事務所の同僚だったFさんに相談し、共同設計で
リノベーションを進めた。

2LDKの間取りに仕切られていた壁を全て取り払い、キッチンを中心としたワンルームの空間に変更。
寝室はクイーンサイズのベッドに合わせた最小限の広さとし、新たに間仕切り壁を新設。
その横にウォークインクローゼットもつくった。一方で予算内に収めるために、キッチンや水まわりなど、
生かせるものは既存のまま残している。
「北側には公園があり、光も風も通るので、南側のバルコニーと抜けがつながるプランを提案しました。
さらに、個室の必要性について議論し、10年後に住み替えるなら、そのとき子どもはまだ10歳なので、
ここに住む間は不要ということになり、この案に決まりました」

テレビがある側の壁は、フラットに連続する面を見せ、コンパクトな空間に水平距離の広がりを演出。テレビの配線は壁の中に通した。

「寝室は静かで落ち着いた空間に」というえみさんの希望から、リビングと壁で仕切った。窓側はオープンにして空間をつなげている。
そうして自分たちらしい住まいを手に入れたSさんご家族。
10年後には売却を予定しているが、絶対とは思っていないとSさんは話す。
「賃貸と持ち家の中間のような感覚ですね。今後、仕事や家族の状況に変化があるかもしれないし、
あまり先のことを決めつけず、そのとき次第と考えています」
遠い将来に見通しが利かない時代。
今の暮らしを大切にすると同時に、近い将来にも多くの選択肢と可能性を残すこうした家選びは、
若い世代の共感を呼びそうだ。

キッチンを中心にダイニングとリビングをつなげた一室空間。コンクリートをあらわにした梁が白い空間を切り分けるポイントに。

元個室の壁を取り払い、キッチンと対面させたダイニング空間には自転車を収納するラックも設置。窓からは公園が見える。

既存のキッチンに合わせて、リビングと対面するカウンターを新設。キッチンの奥にはパントリーと小さなテラスがある。
(at home TIME)