
2011年09月20日

随分とのんびりした台風のようで・・・。
前回に続き、今回も台風のスピードはとても遅いみたいですね。
被害拡大が気になります。
今日のお話は、ご存知の方も多いと思います「フラット35」についてです。
住宅金融支援機構と民間金融機関による長期固定金利ローンのフラット35
には、商品の中に金利優遇で当初10年間1.0%金利引き下げというものがあります。
購入する住宅に適合基準が設けられてはいますが、なに分、金利の引き下げ幅が
大きいので随分とお申込者が多かったようです。当初は年内いっぱいは受付期間と
されていましたが、6235億円の予算を間もなく消化するため9月末までのお申込み
期限に前倒しとなっております。
今月中とはいえ、申込→審査→承認の期間もあり、加えて掛け込みの申込みで
件数アップが予想されますので、これからのお申し込みは現実的には厳しいかと・・・。
「インパクトのある政策だったから、10月からは需要が一時的に冷え込むかな?」と
思っておりましたが、ある機関の報告では、住宅購入検討者300人を対象に調査した結果
「(フラット35Sの1%優遇金利施策の終了が)住宅購入意識に変化を与えたか」という
質問で、「購入意欲が高まった」と回答した方は13.3%、「購入意欲が低くなった」と
回答した人は8.3%にとどまり、大部分が「(購入意欲は)特に変わらない」と回答して
おり、フラット35Sの金利優遇終了に伴う影響が限定的である可能性が高いことがわかった
そうです。
仲介業者の私にとって、この回答は意外でした。
貸出金利政策だけが消費者の購入意欲を上げるわけではない事を改めて感じます。
消費者の考えは「自分にとって良い物件であり、家計(ライフサイクル)のタイミングを
計りながら・・・」と言ったところでしょうか?
堅実かつ慎重さが窺える調査結果ですね。
とはいえ、住宅ローン金利は当然安いに越したことはないんですよ。(笑)
「売り買いネット」にも公開しておりますが、金利の違いによる総返済額は、恐らく
お客様のイメージを大きく上回るのではないでしょうか?
10~12月(予定)までは「フラット35S」の金利は▲1.0→▲0.3%になりますが、
購入予定の方々にはご活用頂きたい商品です。弊社は日本モーゲージサービス㈱の
取次代理店ですので、無料で借入審査(いくらまで借りられるか)を行っております。
是非、一度ご相談ください。

Posted by 売りたい買いたいネット at 20:09│Comments(0)
│不動産のイロハ
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